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【PFCD52】Mulllr『WORKERS』

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ポストクラシカル/エレクトロニカ・ユニットMOTORO FAAMの中心メンバーで、アートユニットmooor、Yui OnoderaとのユニットReshaftなど、00年代から様々なプロジェクトで楽曲制作を手掛けてきたRyuta Mizkamiが2013年から始め、これまでにデジタル・リリースで3作のアルバムを発表したソロ・プロジェクトMulllrのフィジカルでは初となる通算4作目のアルバム。

分断・分裂を繰り返す複雑で鋭いビート、空間に張り巡らせた多種多様なノイズ、不規則に行き交う記号的な電子音などが多彩に散りばめられコラージュのように構築された、緻密で独創的なエレクトロニック・ミュージックに昇華され、アンビエント色の強かったこれまでの作品よりも、本作ではブレイク・コア、インダストリアル、リズミック・ノイズなどのテイストも感じさせる、ビートとノイズを主体にした楽曲を中心に制作されている。

混沌としたエクスペリメンタルなサウンドでありながらも、エモーショナルなグルーヴ感も溢れる、秀逸なバランス感覚を持ってコンセプチュアルな世界が鮮やかに表現された濃密なアルバムに仕上がっている。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=909011479187201&id=141832485905108

01. ...and the World's W___ O__
02. ...and Late Rising
03. ...and Son of the Dentist
04. ...and Crowded Trains
05. ...and Timecard Timecard
06. ...and Checking Emails
07. ...and Brunch Time
08. ...and Unproductive Debate
09. ...and Snoozing
10. ...and Caffeine Poisoning
11. ...and Huge Searchbar
12. ...and Over Timeless
13. ...and Dancing Alone
14. ...and Excessive Drinking
15. ...and Loss of Memory
16. ...and Night in the Forest
17. ...and Black Ceiling
18. ...and Light Sleep
19. ...and Light
20. ...and Sleep Again
21. ...and tex_

https://soundcloud.com/progressive-form/sets/

◆『WORKERS』レビュー+本人コメント:http://ore-media.com/music/mulllr-workers/

Mulllrはポストクラシカル/エレクトロニカ・ユニットMOTORO FAAMの中心メンバーで、アートユニットmooor、Yui OnoderaとのユニットReshaftなどでも活動している、Ryuta Mizkamiのソロ・プロジェクト。2013年にインターネット上に3枚のアルバムを立て続けにリリースし、XINLISUPREMEら日本を代表するExperimental~Electronicaアーティストらに絶賛で迎えられた。
Mulllrの音楽は細分化されたビート、エレクトロニックな神経痙攣、脳の発火の隅に消えた夢の断片、切り繋がれた情報、感情のコントロールを失った電子ミュータントのノスタルジー、様々なカオスや不条理を内包しつつも、ある種のミニマリズムに貫かれた作風で構成され、それが彼をオリジナル足らしめている。
今作で特筆すべきは、難解さの中に仕込まれた音情報が耳へ快楽を与え、脳を刺激し身体を揺さぶらせるという、今までの彼の作品では隠蔽されていた要素、ある種音楽の根源的なプリミティブさと思われるものが露わになっている点だ。その為『WORKERS』は、今までのロマンチシズムで内向的な作風から、外側に開かれ、より肉体へダイレクトにリンクする形に変化しているような印象を与える。(その実、これは決してコミュニケーションではなく、一つの制御、乃至は統率力であるとも感ぜられるのだ。)これは先行してsoundcloudに上げられている楽曲にも言える。
こうした激しく神経質な世界観でありながらも、不思議とMulllr本人のリラックスした姿が浮かぶのは驚くべきことだ。相反する要素が互いのエネルギーで摩擦を起こしながらバランスを保っている彼のこの新作は、そのアンビバレンツさ故に美しい均整を得ており、その崩れ落ちそうなスリリングさ故に輝きを増している。そして彼は本作に於いてこの整然とした不安定さの上に一つの玉座を築いたと言っても過言ではない。
Mulllrにアルバムのコンセプトについてメールで伺った。彼は次のようにコメントしている。

<アルバムコンセプトに関して>
前作までAmbient色を強くしていたのですが、4作目となる今作はビート・ノイズ主体の楽曲が中心、全瞬間で異なるグルーヴ、BPMであることを目指し制作しました。
数年前に MOTORO FAAM名義でリリースした “…and Water Cycles” と同様の円環構造に再挑戦しており、タイトルも少し意図的に似せています。
「とあるジャパニーズ的サラリーマン(達)の一日の苦悩」 がモチーフなのですが、この辺りは比喩でして、
「働く人」の頭の中で起こっている別のストーリーを詳細に描き切る、を目指し、この点は実は”…and Water Cycles”に裏コンセプトを仕組んだのと同様に、聴いて頂く方に”深読み”を楽しんでもらえたらとの思いでおります。
“…and Water Cycles”のフィジカルをお持ちの方はカバーデザインの類似点についてもチェックしてみてください。

◆媒体露出

https://twitter.com/oremediacom/status/664420177740599296
http://ore-media.com/music/mulllr-workers/

https://twitter.com/publicrhythm/status/662586645439352832
http://publicrhythm.com/20287

https://twitter.com/publicrhythm/status/657087199280672768
http://publicrhythm.com/20005

https://twitter.com/indiegrab/status/658840305223905280
http://indiegrab.jp/?p=27955


Mulllr
http://mulllr.net/

日本で活動するRyuta Mizkamiによるソロ・プロジェクト、2013年発足。Ambient、Noise、サウンドコラージュを基調として電子音楽を様々な名義で制作している。初のフィジカルとなる通算4作目の『WORKERS』を日本のPROGRESSIVE FOrM、オーストリアのcomfortzoneのダブルレーベルより2015年冬にリリース。
Ryuta Mizkamiは、2000年代前半よりポストクラシカル/エレクトロニカユニットMOTORO FAAMを主催。渋谷WOMBのパーティー"Epsilon"へレギュラー出演。2005年よりスタジオワーク中心の活動へシフトし、2006年、デビュー作となる1st AlbumをベルギーのU-cover、2nd Albumを日本のPrecoよりリリース。また様々なコンテンポラリーダンサーへの舞台楽曲の提供や、様々なコンピレーションへの参加、サウンドデザイン制作等を行う。翌2008年より、作曲家/写真家Noozoomとのアートユニットmooorを発足。フランス大使館で行われたイベントNO MAN'S LAND @ Ambassade de France au Japonにて、Shotaro Yoshinoのインスタレーション作品"Draw the ground history"に音楽で参加。その他ファッションブランドや広告へ音楽提供。2010年には 1st『Elmer and Elsie』をリリース。2013年より初のソロとなるMulllr名義にてこれまでにデジタル・リリースで3作のアルバムを発表、チェコ出身のプロデューサーUKinEKとの共作EPを立て続けにリリース。また2014年秋にはCRITICAL PATHを主催するYui OnoderaとのプロジェクトReshaftにてオーストリアのcomfortzoneより1st Album『DECON』をリリースする。

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